創造 2

1年目/11/第2週

「聖書物語シリーズ」


  • テーマ 人は、神にかたちに創造された
  • 聖書箇所 創世記126節-27
  • 暗唱成句  「神はこのように、人をご自身のかたちに創造された。」創世記1:27

目標  

神に似せられて造られた存在であることの意味を知ろう

 

概要  

神が人を創造されたときに、神に似るように、神のかたちに創造されました。

この点が、他の創造物(動物)とまったく違うことであり、このことをしっかりと理解することは、人間を理解することにつながり、また神を理解し、人間の存在理由を理解することになることです。 

今回は、神に似せられて造られた目的を2つ取り上げます。

 

内容  

神がわたしたちを神の形に似せて造られた目的は・・・

 

1、神様と私たちが交われるようにするため

 

神様は、おひとりでさびしくなってしまったりするお方ではありませんが、私たちと交わりをしたいと願って私たちを神様の形に似せてつくられました。(神は霊であり、人間も霊的存在として創造された)

 

私たち人間は、神様と交わる存在としてこの世に生まれてきたのです。

ですから、私たち人間には、元々神様と交わりたいという願いを持っているのです。

 

地球上のどんな国に行っても、人間だけは「宗教」を持ちます。(罪を犯した人間は、神様との関係が断絶されているので、真の神様を知ることができなくなってしまいましたが)

さるや犬はどんなに賢くても、礼拝はしませんし、できません。人間だけが神様と交わることができるように作られたのです。

 

「イエス様が大好き」と思うこと、お祈りすること、賛美をすること、聖書を読むことというのは、とってもすばらしいことです。それは神様と交わることになり、神様はそれをとても喜ばれるのです。

なぜなら、それこそ神様が私たち人間を作られた目的であり、そのために、私たちを神と似せて造られたのです。

 

 

そして、同時にそれは私たちにとって、なくてはならないことです。

もし、仲の良いお友達ができたら、毎日が楽しいと思います。お友達もとても楽しんでいると思いますが、あなたも同時に楽しいはずです。神様と交わるときに、神様はとてもそれを喜んでいるのですが、同時に私たちの心も楽しくなるのです。神様との交わりは私たちの心を満足させてくれるものなのです。

 

ですから、神様との交わりをたくさん持ちましょう。いつも持ちましょう。

 

イエス様を愛しましょう。

神様が大好きになりましょう。

お祈りをしましょう。

賛美をこころからしましょう。

聖書をたくさん読みましょう。

 

神様はそれをとても喜んでくださり、楽しまれるのです。

そのためにあなたを、神の形に似せて作られたのです。

 

ヨハネ42324

4: 23  しかし、真の礼拝者たちが霊とまことによって父を礼拝する時が来ます。今がその時です。父はこのような人々を礼拝者として求めておられるからです。

4: 24  神は霊ですから、神を礼拝する者は、霊とまことによって礼拝しなければなりません。」

 

2、神様のすばらしいこと(性質)をあらわすため。

※大人的にいうと、「神の栄光をあらわすため」

 

神様は、この地上に神様のご性質を広めて、いっぱいにしたいと願っておられます。

「愛」「聖さ」「義」などのご自身のもっておられるものを現したいと願っておられるのです。

 

その働きを私たち人間がすることができるように、神様の性質と同じものを私たちにもくださいました。

 

その神様に似せて造られたという事実は、私たち自身をよく観察することによっても理解できます。

神の似せられた人間は、動物とは決定的に違う点があります。

 

人間と動物たちとの違いを考えてみてください。

以下のことは、動物の中にあるでしょうか?動物は持っていないで、人間だけが持っている性質がいっぱいあります。

 

・人間は愛し、愛されることを求めます

・人間は、正しいことを求めます。(正義感)

・人間は、悪いことを嫌います(罪悪感を持ちます)

・人間はうそを嫌います(誠実、聖いこと)

・人間は人生の目的を探します。(意思、意味、目的をもって

    いる)

人間は、永遠を思います。(死後を考え、天国を思います)

人間は、何が本当なのかを知りたいと思います(真理)

・人間は、何かを作り出すこと(創造性)が好きです。

・人間は、いろんなことを知りたいと思います(知恵、知識)

人間は、希望が必要です。

人間は、何かできるようになることが好きです。(能力)

 

などなど・・・

 

神の御性質である、

「全知」、「全能」、「創造」、「聖」、「義」、「愛」、「真理」、「良いもの」、「喜び」、「美しさ」などは、部分的に、有限的に、私たちの中に備わっています。

 

神は、神の性質を人間の中に与えることによって(神の形に似せてつくることによって)、人間がそれを行うことにより、神のご性質がこの地上に現し、満ち溢れさせることができるようにされたのです。

 

私たちが、互いに愛するとき、正しく生きるとき、真理を求めるとき、創造的な何かを生み出すとき、

知恵や知識を求め、深めるととき、良いものを生み出すとき、喜んで生きるとき、美しいものを求め作り出すとき、etc ・・・・、それは、神様のご性質がこの世に現されていることなのです。

そして、それは神が喜ばれることであり、私たちが造られた目的を生きていることなのです。

 

Ⅰコリント1031

10:31 こういうわけで、あなたがたは、食べるにも、飲むにも、何をするにも、ただ神の栄光を現わすためにしなさい。

 

Ⅰヨハネ471112

4:7 愛する者たちよ。わたしたちは互に愛し合おうではないか。愛は、神から出たものなのである。すべて愛する者は、神から生れた者であって、神を知っている。

 

4:11 愛する者たちよ。神がこのようにわたしたちを愛して下さったのであるから、わたしたちも互に愛し合うべきである。

4:12 神を見た者は、まだひとりもいない。もしわたしたちが互に愛し合うなら、神はわたしたちのうちにいまし、神の愛がわたしたちのうちに全うされるのである。

 

適用

1、いつも、たくさん神様と交わりをしましょう。

・いつもお祈りしましょう

・賛美しましょう 

・イエス様を愛しましょう(大好きになりましょう)

・聖書を読みましょう

 

2、神様(ご性質)を広めましょう。・・・神様の栄光を現し

ましょう

・人を愛しましょう。(やさしくしましょう。人のことを思い

 やりましょう。・・・)

・正しいことをしましょう。

・正直になりましょう。

・勉強しましょう。

・創造力豊かになりましょう。

 etc


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