バベルの塔

 

1年目/5月/第3週目

        聖書物語シリーズ

 


  • 聖書箇所 創世記1119

 

 

導入 

1.地は同じ発音、同じ言葉であった。2.時に人々は東に移り、シナルの地に平野を得て、そこに住んだ。3.彼らは互いに言った「さあ、れんがを造って、よく焼こう」こうして彼らは石の代わりにれんがを得、しっくいの代わりにアスファルトを得た。4.彼らはまた言った「さあ、町と塔とを建ててその頂を天に届かせよう。そしてわれわれは名を上げて全地のおもてに散るのを免れよう」5.時に主は下って人の子たちの建てる町と塔とを見て6.言われた「民は一つで、みな同じ言葉である。彼らはすでにこの事をし始めた。彼らがしようとする事は、もはや何事もとどめ得ないであろう。7.さあ、われわれは下っていって、そこで彼らの言葉を乱し、互いに言葉が通じないようにしよう。8.こうして主が彼らをそこから全地のおもてに散らされたので、彼らは町を建てるのを止めた。9.これによってその町はバベルと呼ばれた。主がそこで全地の言葉を乱されたからである。主はそこから彼らを全地のおもてに散らされた。創1119

 

本論Ⅰ

  • 人間は名を上げようとしてバベルの塔を建てた

 

A. 洪水の後、ノアの息子セム・ハム・ヤペテから多くの 子孫が増 え た。

B. はじめ全地には、ひとつの話言葉しかなかった。

C. 人間は自分たちも神さまと同じくらいすごいんだ、ということを示そうとして高い塔を建て始めた。

 

  • 神さまは人間の言葉を混乱させ、互いに通じないようにされた。

      A.神さまは人間のおごり高ぶる思いをよろこばれません  でした。

B.神さまは人間が2度と同じ様なことをしないように、ことばを混乱させた。

C.神さまは、全世界に人々をバラバラに散らされました。

 

 

学びのポイント

  • ここで問題とされているのは、神様の計画、方法に従いたくないということが出発点になっているということ。民は神の御心は全世界に広がることであることを知ったにも関わらずに、それに対して抵抗している。人生の決定権を自分が持ち続けたいという心の姿勢が罪の本質である。
  • 神は神のご計画を行われる。ベストは最初から神の計画に従うこと。自分の夢を実現する生き方ではなく、神の計画、思いを実現するために、与えられた能力を使おう。
  • 教会、召されたものたちの集まり。一度散らされたが、再びひとつとされている。神の御心を行うために。

 

適用のヒント

  • 子供たちに神の計画、神の御心に従う人になることを教える。
  • 自分の能力や状況、賜物を自分たちの願いの実現のためではなく,神の御心の実現のために用いることを教える。

 

 


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