CSカリキュラム3年目8月第3週目
イエス様シリーズ「救い主の宣教開始!」
主題: メシヤ(救い主)の宣教開始宣言
聖句:ルカによる福音書4:21 「イエスは、人々にこう言って話し始められた。『きょう、聖書の言葉が、あなたがたが聞いた通り実現しました。』」
聖書箇所:ルカによる福音書4章
参考: イザヤ書61章
目標:イエス様は聖書の預言の成就であり、ただの有能な教師ではなく、本当の救い主であるという事を子供達に伝える。
背景:
イエス様は聖霊に満たされ、荒野で40日悪魔の試みにあわれた。悪魔の誘惑を退けた後、聖霊の力を帯びてガリラヤに帰られた。ここからイエス様の宣教が開始された。
お話:
イエス様は、宣教を開始することを聖霊様によって促され、40日間荒野に出て悪魔の誘惑にあわれ、それに聖書の言葉によって勝利しました。
聖霊様の力に満たされたイエス様は自分の生まれたナザレに行き、安息日に会堂にはいり、イザヤ書を読まれました。 (この箇所を読んでみましょう)
イエス様はこの箇所を読まれた後、「この聖書の言葉が今日、実際にここでおこった。」といいました。これは、私が聖書で預言されていた、救い主なのだと言う事でした。
これを聞いた人々は、子供のころからこの会堂にかよっていた、ちびっこのイエスが何をいっているんだ!と怒り、イエス様を近くの崖から突き落とそうとして引っ張っていった。
しかし、神様がイエス様を守られたので、誰も突き落とすことができなかった。
それから、イエス様はガリラヤのカペナウムに行って教え始められた。ただの素晴らしい教えだけではなく、権威があった。
また、悪霊を追い出したり、病気の人々を癒し始められたりした。
そしてここから、歴史に語り継げられるイエス様の宣教の働きがはじまりました。
聖書に書かれている救い主の預言
イエス様が生まれる760年前にイザヤが、男の子の赤ちゃんのイエスキリストが生まれることを預言。
イエス様の生まれる730年ぐらい前にミカが神様はベツレヘムで生まれると預言する。ミカ書5:2
他に聖書にはダビデの子孫から神様の子供が産まれる、イザヤ11:1-10
アブラハムからダビデは14代目、ダビデからバビロン移住が14代目、バビロンからイエスキリストが14代目。
申命記18:15-19、エレミヤ23:5、など、救い主に関する預言はたくさんあった。そして、イエス様はこの聖書の約束の実現だった。
ポイント
1. 何事もイエス様のように、聖霊に満たされて行おう。そのためには、神様に聞き、神様の力を受ける時を持つようにしよう。
2. イエス様は、他のどの神様と言われている人とは違い、何百年も前から沢山の聖書に預言されている通りにこの世に生まれて下さった唯一の本当の神様。
3. イエス様の教えは、ただ単にすごい!という教えではなく、権威があった。イエス様が語った通りに、悪霊も、病気も、自然も、全て神様に従った。
4. イエス様のような方は、人間の歴史の中で一人もおらず、イエス様が本当の救い主なのです!