1年目 3月第3週 「十字架」

 

聖句:Iコリント15:3-4

「キリストは、聖書の示す通りに、私達の罪の為にしなれ、葬られ、また、聖書にしたがって三日目によみがえられました。」

 

イースターに先立ち、イエス・キリストの十字架を語る

 

お話し

  • イエス様の十時かは、人間の歴史の中で一番大きな出来事です。みんなは、イエス様を信じるだけで、天国に行く事が出来ます。しかし、そのためには、イエス様がとっても大きな犠牲を払われた事を忘れては行けません。

  • アダムとエバ以来、人間には罪が入り、神様と人との間には壁が出来てしまいました。しかし、神様は私達を愛するが故に、イエス様をとおして、罪人の人類を救う計画を立てられました。十字架の出来事は、全て神様によって導かれていたのです。

  • 最後の晩餐、ゲッセマネでの祈り。

  • イエス様をねたみ、なんとかして殺してやろうと考えていたパリサイ人や、祭司、律法学者によって、イエス様は捕らえられる。

  • パリサイ人や律法学者によって、イエスの悪い所を見つけようと、数人の人達がうその話しをするが、誰もイエス様の悪い所を見つける事が出来なかった。

  • 大祭司が「あなたは神の子、キリストか?」と聞くと、イエス様は「そうだ」と応える。皆怒り、これは死刑に当たる罪だと訴える。

  • 祭司達は、ローマの総督ピラトとヘロデ王の所にイエス様を連れて行くが、結局イエス様の悪い所は見つからないと判決される。

  • そして、イエス様の運命は、人々によって決められる!! ピラトはなんとかしてイエス様を助けようと努力した。過ぎ越しの祭の時、一人の悪人を釈放する習慣があった。ピラトはイエス様を釈放しようと、人々の前に、イエス様と、犯罪人バラバを立たせて、人々にどちらを許すか?とたずねる。祭司や律法学者達は人々を惑わし、人々は「イエスを十字架につけろ!強盗のバラバを釈放しろ!」と大きく叫んだ。

  • ピラトはあまりにも群衆が叫ぶので、人々を恐れて、手を洗い、私には責任がないと言う。

  • 十字架刑

  • いばらの冠をかぶせ、つばきをかけ、殴り、叩く。

  • ローマの兵士が39回のむち打ち(40回で死ぬと言われていた)

  • 十字架を背負わせ、ゴルゴタの丘を登らせる。

  • 十字架刑。朝9時

  • 人々イエスをののしる。イエス様「父よ彼らをお赦し下さい。彼らは何を言っているのか分からないのです。」

  • 12時に全地が暗くなり3時まで続く。

  • 3時にイエス様「我が神、我が神、なぜ私をお見捨てになったのですか?」そして、大声で「全てが完了した!父よ、我が霊を御手にゆだねます!!」といって息を引き取られる。

  • その時、神殿の幕が真っ二つに裂け、地震が起こる。

  • この全ての状況を見て、ローマの兵士の百人隊長は「この人は、まことに神の子であった。」と言う。

  • アリマタヤのヨセフがイエスを十字架から卸、亜麻布に包んで、墓に治める。大きな石を入り口に転がした。

 

ポイント

  • バラバは罪人だった(私達も罪人)イエス様よりも、バラバが十字架にかかるべきだった。でも、イエス様が罪人とされた。

  • イエス様を最終的に十字架につけると決定したのは、人々だった。彼らは、イエス様の話しを聞き、イエス様に従い、病気をいやしてもらっていたが、祭司にそそのかされて、イエス様を十字架につけろ!と叫ぶ。(私達の罪がイエス様を十字架につけた)

  • しかし、これは神様の計画の内に、聖書に書かれている通りに、進んでいった。そしてイエス様も十字架の死に至まで、従順に従われた。

  • イエス様は、十字架によって、私達のために、肉体の苦しみ、罪の塊となる苦しみ、また神様から捨てられるという苦しみを味わわれ、死なれる。罪の無い方が罪人としてしんで下さった。それによって、私達には救いが与えられた。これを忘れないようにしよう!

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