1年目/5月/第2週目
聖書物語シリーズ
導入
みんなは目に見えないものって信じられる? 目に見えな いものってこの世界にたくさんあるよね?例えば?(子供たちに答えさせてもOK)
みんな花粉症って知ってる?目がかゆくなったり、くしゃみをしたり、花粉は目に見えないよね?インフルエンザウイルスも虫歯菌も!人間が見たり聞いたりすることって、そんなに確かじゃないんだよね?携帯電話での会話も目に見えないけど電波が飛んでるんだよ。目に見えていないけれど本当にあるものってたくさんあるよね。
そしてみんなの心もそうだよね。心臓は胸を切ったら出てくるけど、心にある思いはそこには書いてないよね。今から話すお話は、そんな目に見えない心を信じた人のお話・・・人間にとって一番大切な「神様の心」に目を、耳をかたむけ、それを信じた人、ノアさんのお話です。
本論Ⅰ
ノアの系図と時代背景
本論Ⅱ
神様は心を痛めて、残念に思われた。
さばき→そして主はおおせられた。「わたしが創造した人を地の面から消し去ろう。人を始め、家畜やはうもの、空の鳥にいたるまで。わたしはこれらを作ったことを残念に思うからだ。」創6:7
本論Ⅲ
・口語訳:しかし、ノアは主の前に恵みを得た。→Bestの訳と
とらえる。
・新解約:しかし、ノアは主の心にかなっていた。
・新共同訳:しかし、ノアは主の好意を得た。
「わたしは洪水を起こそうとしてい ます。箱舟を造りなさい」
「ノアの家族と、すべての生き物を オスとメス、箱舟に連れて入りなさい」
※ 高学年への説明→原種だったのでそんなに多くない。例:ネコ科→トラなどを含む。イヌ科→オオカミが原種。
長さは300キュビト、幅50キュビト、高さは30キュ ビト。換算するとおよそ長さ133.5m、幅22.2m、高さ13.3m となる。
結論
ノアに救いの招きが与えられた。そしてノアは行いによっ て、その招きに応答した。
「信仰によってノアはまだ見ていない事柄について神から警告を受けた時おそれかしこんで、その家族の救いのために箱舟を造り、その箱舟によって世の罪を定め(注1)信仰による義を相続するものになりました。」ヘブル11:7
(注1)定まっていて変わらない事、決まりとりきめ(神のさばきは必然的であった)
「神の招きに応答した。」「目に見えないものを信じた。」
☆あなたはどうする?
私達にとっての箱舟=イエス・キリストの救いである。
私達は目に見えない神様の心、招きを信じその救いに応答してい るだろうか?
「入っておいで~」と必ず助ける舟を与えてくださる。(詩121:1~:8)いつも助けてくれる。それは心の中にひびく声かもしれない。聖書に書いてある言葉で神さまは人間に語られる。神さまは「大丈夫だよ~」と言われている。(聖書には神さまの思いが詰まっている、読んでみよう)