神のことば3

1年目/9/3週目

「聖書シリーズ」


  • 暗唱聖句 「聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です」Ⅱテモテ3:16 シリーズ共通(月間)

目標 

新約聖書と旧約聖書が共通のテーマによって書かれた一冊の書物であることを理解し受け止める。

 

旧約聖書・新約聖書が一冊の本であり、統一されたテーマが貫いて書かれているものである意識が生まれるようにする。今回は、イエス・キリストが旧約聖書、新約聖書と貫く聖書全体の中心主題である点を用いてそれを伝え、具体的な事柄としてキリスト(メシヤ預言)を取り上げる。預言が中心テーマにはならないようにし、あくまで旧約・新約を貫くテーマがあるということを伝えるための材料として取り上げる。

 

全体の流れ

1、前知識として、イエス・キリストの永遠性を教える。

2、イエス・キリスト(メシヤ)に関する預言と成就を紹介

る。

3、適用

 

1、イエス・キリストは永遠のさきから存在されていた。

 

  【イエス・キリストご自身の永遠性について聖書のみことば】

・ヨハネ1:1 

初めにに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。

・コロサイ1:15-18

15:御子は見えない神のかたちであり、造られたすべてのものより先に生まれた方です。

16:なぜなら万物は御子にあって造られたからです。天にあるもの、地にあるもの、見えるもの、また見えないもの、王座も主権も支配も権威も、すべて御子によって造られたのです。

17:御子は、万物よりも先に存在し、万物は御子にあって成り立っています。

18:また御子はそのからだである教会のかしらです。

・ヘブル13:8

イエス・キリストは、きのうもきょうも、いつまでも同じです。

 

2、旧約聖書のキリスト(メシヤ)預言と成就

 

  【メシヤ預言と成就の意味とは】

1)聖書の確実性を実証することができる。

2)イエス・キリストが主であり、神の子であると認めることができる。

 

1)キリスト(メシヤ)の起源に関する預言

1、キリストは、イスラエルの中から出てくる

    民24:17,19→マタイ1:1-17

2、キリストは、ダビデの家系から、ユダの部族から出てく

    創49:10、イザヤ11:1 → ルカ1:31-33

3、キリストはベツレヘムで生まれる。

    ミカ5:2 → ルカ2:4、6、7

4、キリストは処女から生まれる。 

    イザヤ7:14 → マタイ1:1822

5、キリストの来られる時は定められていた。

    ダニ9:24-26 → 歴史記述

6、キリストが来られるのは、先駆者により告知される。

    イザヤ40:3 → マタイ3:3

7、キリストは神である。 

    イザヤ9:6 → ヨハネ1:1-14

 

2)キリストの生涯に関する預言

1、キリストは、幼児の一部をエジプトで過ごす。

    ホセア11:1 → マタイ2:15

2、キリストは、苦しみを受け、罪のためのあがないをなす。

    イザヤ53:4-6 → Ⅱコリント5:21

3、キリストは、ろばに乗って、エルサレムに入る。

    ゼカリヤ9:9 → マタイ21:2,4,5

4、キリストは、十字架上の苦しみの時に苦味を混ぜた

    ブドウ酒を受ける 詩69:21 → マタイ27:34

5、キリストは、習慣的処置に反して、彼の骨は折られない。

    詩34:20、出12:46 → ヨハネ19・33,36

6、キリストの、衣を分けるため、人々はくじを引く。

    詩篇22:18 → マタイ2736

7、キリストは、十字架の苦しみの中から幾つかの言葉をる。

    詩篇22:1 → マルコ15:34

8、キリストは、死からよみがえる。  

    詩篇16910→ 使2:31

 

3、適用

 

1、イエス・キリストが永遠のさきから存在していたことを信

じる。

2、聖書(旧約&新約)の中心的なテーマは、イエス・キリ

トであり,そのあがないであることを受け止める。

 

 


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