CSカリキュラム2年目2月第3週目


主題:弟子達の足を洗ったイエス様


聖句:ヨハネによる福音書13:1-15

暗唱聖句: ヨハネによる福音書13章14節 「それで、主であり師であるこのわたしが、あなたがたの足をあらったのですから、あなたがたもまた互いに足を洗いあうべきです。」


目標:聖書のこの箇所では、神の御子であるイエス・キリストが、私達人類に非常に重要なメッセージを与えておられる。神は私達を愛しておられ、そして、その愛と仕える心をお互いに持ち合う事を私達に望んでおられるのである。そして、地上を去られる前に最後の晩餐で一番最初に弟子達に対してイエス御自身が模範を持ってこのメッセージを示された。今回のお話しを通して、子ども達がこの神様からのメッセージを受け止める事が出来るように、伝えていく。


背景:ラザロをよみがえらせ、謙虚でありながら、輝かしいエルサレムへの入場を果たしたイエスキリスト、十字架の受難を前に、過ぎ越しの祭り(最後の晩餐)を弟子達と共に過ごされる。


お話し:

イエス様はラザロをよみがえらせて、エルサレムの入場を果たしました。

今やイエス様の人気と、王様となってこの世の中を変えて行って下さるという、人々の期待は最高潮に達していました。

 最後の晩餐は、弟子たちにとっては、イエス様がこれからどうやってこの状態から動き始めるのか、不安と期待の混ざった中で持たれた食事会でした。何故なら、イエス様は、弟子たちに十字架にかかり、この世を去る事を示唆していたからでした。

 v1で弟子たちと離れ離れになる事を悟って、愛を残るところ無く示されたと書いてあります。その愛はイエス様を裏切る事を知っていた、イスカリオテのユダにさえ愛を注がれました。

 v3 で天の父なる神様は、全てのものをイエス様に渡されたと聖書は書いています。まさに、この時、イエス様は何でも出来ました。(最後の晩餐の絵と反逆と王位継承の絵を見せる)。もし、みんなが全てのものを持っていたら、何をする?

 イエス様弟子たちの足を洗い始める。これは、来客の汚れた足を洗うという、最も身分の低い召使いがする仕事。この場では誰も足を洗わなかったので、弟子達の足は汚れていた。

 このイエス様の行動は、神様の深い愛と、またへりくだり仕えるという姿勢を語っている。

 ペテロはイエスに自分の足を洗わないようにお願いするが、イエス様はもし、ペテロの足を洗わないなら、ペテロとイエス様の関係はないと言われる。



(教授例)

★実際に、子ども達の足をCSの先生が洗って実演してみせる!


ポイント:

 世の中では、下の人が上の人に仕え、(ピラミッド型)一番上の人が支配者となる。神様の国では上の人が下の人に仕える(逆ピラミッド型)。そして、一番下の人がイエス様。

 クリスチャンの私達はイエス様が示されたように、仕える人になる事を神様は望んでおられる。

 神様は私達に仕えて下さっている。そして、それが無いと私達は生きてゆけないのです。



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