CSテキスト3年目12月第1週目
クリスマス1
出典元(こひつじ)
タイトル 神さまからのプレゼント
テキストヨハネ3:16
参照箇所第一ヨハネ4:9-11
暗唱聖句(教会で使用している聖書訳を記入して下さい)
ヨハネ3:16
「クリスマス」という言葉は、どんな意味か知っていますか?「クリスマス」は、「キリスト」と「ミサ」という言葉からできました。「キリスト」は「救い主」っていう意味で、「ミサ」は「礼拝」っていう意味があるんだよ。つまり「クリスマス」は、「キリスト(救い主)を礼拝する」っていう意味なんです。
■導入興味を起こす質問をしましょう。
クリスマスと聞いて、どんなものを思い浮かべますか?そう、クリスマスツリー。クリスマスケーキも食べたいよね。そしてクリスマスプレゼントをもらえるって嬉しいよね!(え、良い子にしていたらサンタさんがくれる?)実はねぇ、神さまは私たちにプレゼントを与えてくれているんだよ~。そのプレゼントって何だろう?
■ポイント1イエスさまが私たちへのプレゼントです
「神は、実に、そのひとり子をお与えになった」と聖書に書かれています。イエスさまは、父なる神さまのひとり子なんだよ。神さまは大切なひとり子であるイエスさまを私たちに与えて下さったのです。神の子であるイエスさまが人の子として生まれて下さったのは、神さまから私たちへの最高のプレゼントなのです。
例)プレゼントをもらうと嬉しいよね。プレゼントを渡す側の気持ちは、どうでも良いものをプレゼントをするんじゃなくて、相手が喜んでくれるもの、素敵なもの、大切なものをプレゼントします。父なる神さまが私たちにイエスさまをプレゼントして下さった時の気持ちって、どんな気持だったかな?
■ポイント2神さまは、だれ一人として滅んでほしくありません。
神さまがイエスさまをプレゼントして下さったのは、「世を愛された」からだと聖書に書いています。「世」ってなんでしょう?そうこの世界のことです。そしてこの世界ということは、私たち一人一人のことなのです。この世、そして人々は父なる神さまを信じないで神さまから離れて生きています。それを罪と言います。神さまを信じないままだと私たちは滅んでしまうことになります。私たちを造られた神さまは私たちを愛しているから、だれ一人として滅んで欲しくないのです。だれ一人としてです。だからイエスさまを私たちに救い主としてプレゼントしてくれたのです。
⇒「良い人は滅んで欲しくないけれど、悪い人は滅んでも良い」と神さまは思っていません。「だれ一人として」滅んでほしくないのです。「わたしは悪者の死を喜ぶだろうか。――神である主の御告げ。――彼がその態度を悔い改めて、生きることを喜ばないだろうか」(エゼキエル18:23)。イエスさまも「人の子は、失われた人を捜して救うために来たのです」(ルカ19:10)と言われています。
■ポイント3イエスさまを信じる人は、永遠のいのちをもつことができます。
神さまを信じないで神さまから離れている人々を救うためにイエスさまは十字架にかかられました。神さまがイエスさまをプレゼントしてくれた目的は、私たちを罪から救うためです。イエスさまを救い主として信じる人は、ひとりも滅びません。「イエスさまを信じて失敗したなぁ。イエスさまに裏切られたなぁ」と言いながら一生を終える人はひとりもいません。「イエスさまを信じて良かった。たとえ死んでもイエスさまに会うことができる。イエスさま感謝します」と永遠のいのちを与えられて喜んで生きることができます。
例)ある人が深い穴の中に落ちてしまったという夢を見ました。深くて自分では上がることができません。「誰か助けて~」と叫びました。するとそこになんとお釈迦さんが通りかかったそうです。「助けて~」と叫ぶとお釈迦さんは「悟りなさい」と言って通り過ぎたようです。しばらくして次に孔子さん(儒教という教えを広めた人)が通りかかりました。穴の中に落ちた人は「助けて~」と叫ぶと、孔子さんは「だから穴に落ちないように気をつけなさいと言ったではないか」と言って通り過ぎたようです。するとしばらしくして今度はイエスさまがやってきたそうです。「助けて~」と叫ぶと、イエスさまは穴の中に入ってきてくれて、イエスさまの肩に自分を乗せてくれて穴の外へ出してくれ助けてくれたそうです。
これはある人の夢の中のお話ですが(他宗教批判にならないように注意する必要があります)、私たちの父なる神さまは天のどこか遠いところにいて、「こうしなさい」「あーしてはだめ」と言われているお方ではなく、私たちが滅びてしまわないように、私たちを救うために、ひとり子のイエスさまを私たちに送ってくださったのです。それは私たち一人一人を愛しているからです。そして神さまからのプレゼントであるイエスさまを救い主として信じる時、私たちは救われて永遠のいのちを持つことができるのです。
■結論神さまは、私たち1人1人を愛し、滅んでほしくないから、イエスさまを私たちに与えてくれました。
■適用(聞き手に最もふさわしい適用が与えられるように祈りましょう)
①ヨハネ3:16の「世」というところに自分の名前を入れて何度か静かに読んでみましょう。神さまは、あ
なたを愛しています。
②神さまは私たちにイエスさまをプレゼントしてくれました。このイエスさまを信じる人は、罪や滅びから
救われ、永遠のいのちをもつことができます。イエスさまを信じませんか?
③「世」というところに、今度は私たちの家族や友だちの名前を入れて読んでみましょう。神さまはみんなの家族や友だちのことも愛してイエスさまを送られました。イエスさまを信じる人は、神さまの愛が与えられます。私たちも神さまの愛で家族や友だちを愛しましょう。