CSテキスト3年目12月第4週目
クリスマス4
出典元(こひつじ)
テーマ 救い主誕生
タイトル 羊飼いに天使があらわれました
テキスト ルカ2:8-20参照箇所
暗唱聖句 ルカ2:11
■導入
今日はクリスマスの礼拝です。クリスマスおめでとうございます。イエス様のお誕生日をみんなで心からお祝いしましょう。
ところで、世界ではじめのクリスマスって?みなさん知っていますか?今日はそのときのお話をします。
■ポイント1羊飼いに天使があらわれました
イエス様が生まれた頃、ベツレヘムに近い野原で羊飼いたちが羊の番をしていました。
ある夜のことです。羊飼いたちはいつものように交代で羊の番をしたり、休んだりしていました。すると突然あたりが明るくなりました。ものすごい光です。羊飼いはビックリです。その光の真中には、なんと天使がいました。驚いた羊飼いたちは地にひれ伏してしまいました。
■ポイント2天使は救い主の誕生を羊飼いに伝えました
天使は言いました。
「恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。きょうダビデの町に、あなたがたのために救い主がお生れになった。このかたこそ主なるキリストである。あなたがたは、幼な子が布にくるまって飼葉おけの中に寝かしてあるのを見るであろう。それが、あなたがたに与えられるしるしである。」
天使は、とても大切なことを言いました。それは「全ての人に大きな喜びが与えられる」ということ。また「全ての人のために救い主が来た」ということでした。そしてそのしるしとして、その赤ちゃんは「飼い葉おけの中に寝かしてある」と言うのです。
このすばらしい喜びの知らせを伝えられると、空には大勢の天使が現われました。そして神様のすばらしさを賛美したのです。
■ポイント3羊飼いは救い主に会いに行きました
天使は賛美が終わると天に帰っていきました。羊飼いは今聞いたすばらしい話のことを話し合いました。「おい、すごかったな。びっくりだよ」
「それより聞いたか?ベツレヘムに行ってみよう。そして天使が知らせてくださった、救い主にお会いしよう。」
「そうだ。急いでベツレヘムに行って、救い主に会って来ようではないか。」
羊飼いたちは急いでベツレヘムに行きました。そして天使が「救い主は飼い葉おけに寝ている」と言われたので、そのしるしをさがしました。
そしてとうとう、家畜小屋の飼葉おけの中に眠っている赤ちゃんを見つけたのでした。
天使が言ったように布にくるまっていました。もう確実です。この赤ちゃんが神のみ子救い主です。羊飼いたちはマリヤさんとヨセフさんに自分たちに天使があらわれたこと、そしてその天使からから聞いたことをお話しました。
羊飼いは本当にうれしくなり喜びにあふれ「本当だったね。天使が言ったことはうそじゃなかったね」とうれしそうに話しながら帰っていきました。
羊飼いたちは帰ってから、みんなに天使が救い主の誕生を教えてくれたことと、自分たちも救い主を見たことを話しました。
■結論救い主は家畜小屋でお生まれになりました
■適用(聞き手に最もふさわしい適用が与えられるように祈りましょう)
1.羊飼いさん達は天使から喜びの知らせを聞いたあとどうしたでしょうか。彼らはすぐにベツレヘムに行きました。そして天使が言われたとおりに救い主にお会いしました。彼らは天使を見て驚いたけれども、そのあと天使が言われたことを素直に受け入れて行動しました。私たちも神様から言われたことがあればすぐに素直に従い行動しましょう。
神様に従えるように、いまお祈りしましょう。
2.イエス様は、家畜小屋の中でお生まれになり、飼い葉おけに寝かせられました。それが、わたしたちすべての者のための「救い主」であるイエスさまのお誕生でした。
イエス様は、私たちが「神さまの独り子、私たちの救い主」にふさわしいと思うような、りっぱなお姿で私たちの所に来られたのではありませんでした。イエスさまは、家畜小屋で生まれ、飼い葉おけがベッドでした。
もしもイエスさまが立派な宮殿やお城で堅く守られているような所でお生まれになったとしたらどうでしょうか?私たちは近づくことが出来たと思いますか?羊飼いたちもわたしたちも近づくことができなかったでしょう。
しかしイエスさまは家畜小屋で生まれ、飼い葉おけをベッドにして寝かされていました。ですから羊飼いは近づくことができたのです。すべてのひとのための救い主だからこそ、イエスさまはこのようなお姿で私たちに与えられたのです。イエス様がこのようなお姿でお生まれになったことを心から感謝しましょう。
3.羊飼いたちは、救い主イエス様にお会いしました。彼らはそのあと、このすばらしい出来事を、人々に伝えました。私たちも救い主イエス様のすばらしさを、周りの人たちにお伝えしましょう。