CS3年目6月4週目

 

ダニエル②

 

聖書箇所:ダニエル書1章~2

 

主題:ダニエルとその友人達

 

暗唱聖句:

詩篇27:1「主は、私の光、私の救い。だれをわたしは恐れよう。主は私のいのちのとりで、だれを私は怖がろう。」

使徒行伝 412 「この方以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名のほかには、私達がすくわれるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです。」

 

参考: 絵(ライオンの穴の中のダニエル、金の像を拝まないシャデラク、メシャク、アベデネゴ、 燃える炉の中にいる4人目の人 等)

 

お話:

 

シャデラク、メシャク、アベデネゴと4人目の人

l  ある日、バビロンのネブカデネザル王は、大きな金の像を作った。(高さ27mちょっと、幅2.7m

l  その像が完成した時、ネブカデネザル王はバビロンの国の為に働いている全ての人を集めて、ラッパ、笛、ハープ、などの楽器の音楽が聞こえたら、みんなのものが、ひれ伏して拝まなければならないと命令する。

l  もし、この命令に従わないと、燃える炉(かまど)の中に投げ込まれて焼き殺されると言う。

l  そして、音楽が始まった時、そこにいる全ての人が金の像に向かってひれ伏した。。。。しかし、本当の神様を信じていたシャデラク、メシャク、アベデネゴだけは、この金の像にひれ伏さなかった。

l  ネブカデネザル王、ひどく怒り、3人を捕まえて、ひれ伏せと言う。

l  3人は王に「私達の仕える神は、火の燃える炉から、私達を救い出すことが出来ます。しかし、もしそうでなくても、私達は、あなたの神に仕えず、あなたが建てた金の像を拝みません。」と言う。

l  ネブカデネザルは怒りに満たされて、家来に炉をいつもの7倍熱くするように命令する。そして、この3人をその炉に投げ込んでしまえ!と命令する。

l  シャデラク、メシャク、アベデネゴは手も足も縛られて、炉に投げ込まれる。炉があまりに熱かったので、3人を炉に投げ込むために、近寄った人達も焼け死んでしまう。

l  その時。。。ネブカデネザル王は、驚く光景を見る。

 

²  「たった今、3人の者を、炉に入れたのではなかったか? 私には、今、縄をほどかれて炉の中を歩いている4人の人が見える! そして、誰も焼けていない! しかも、4人目の姿は神の子のようだ!!!!」

²  「シャデラク、メシャク、アベデネゴ! いと高き神のしもべたち、すぐ出てきなさい!」

 

l  3人が出てきた時、その髪の毛も、服も焦げてもなく、燃えたにおいさえしなかった。

l  ネブカデネザル王は「この3人の信じている神様はほむべきかな! 自分を差し出してでも神様を信頼して、他の神様に仕えなかったこの人達を、神様は救われた! 私は命令する。この3人の神様を尊敬しなさい。この様に救い出せる神様は他にはいない!」

 

ダニエル、ライオンの穴の中に投げ込まれる

l  時が過ぎて、バビロンの国は、ペルシャの国に征服される。ペルシャのダリヨス王は、制服したバビロンの国を3人の大臣におさめされようと決めた。ダニエルはこの3人のうちの一人に選ばれる。

l  神様がダニエルを祝福したので、ダニエルは他の2人の大臣よりずっと賢かった。そして、ダリヨス王はダニエルにこの国を治めさせようと考えた。

l  これに嫉妬した、他の大臣達はダニエルに罠を仕掛けようと思った。ダニエルには何も悪い所が無いので、ダニエルが心から信じている、神様について罠を仕掛ける計画を立てる。

l  彼らは、ダリヨス王に「王様、今から30日の間、王様以外の誰にも祈ってはいけないという命令を出してください。そして、それを守らない者は、罰として、ライオンの穴の中に投げ込まれると決めてください。」と言った。

l  王様は、それは良いアイデアだと思い。その命令を出す。他の大臣は「しめしめ、これで、ダニエルもおしまいだ。」と思う。

l  その命令が出された日、ダニエルは自分の家に帰り、エルサレムに向かって開いている窓から、神様にお祈りを捧げた。

l  他の大臣達は、それを見て、ダリヨス王に「ダニエルは、王様の命令に従わず、彼が信じている神様に祈っているのを見ました。ダニエルは今、ライオンの穴の中に投げ入れられます。」と伝える。

l  ダリヨス王は「ちょっ、ちょっと、待ってくれ、ダニエルはとても大切な人なのだ、ライオンの穴に投げ入れて、殺すことは出来ない。」と言う。

l  他の大臣達は「王様あなたが命令したことを、無しにすることは、できません。ダニエルは王様の命令を聞いたのに、それでも、神様に祈ったのです。ライオンの穴に投げ込まれなければなりません。」と言う。

l  ダリヨス王は、なんとかダニエルを助けようとしたが、とうとうダニエルは捕まり、ライオンの穴の中に入れられる夜が来た。

l  ダリヨス王は、ダニエルに「あなたの神様が、あなたを助けてくださるように!」と言った。

l  ダニエルは、ライオンの穴の中に投げ入れられた。そして、入り口に大きな石が置かれた。

l  ダリヨス王は、一晩中、心配で、食事も食べず、寝ることも出来なかった。明るくなるとすぐ、ライオンの穴の所に行き、「ダニエル!神様はあなたを救ったか?」と聞いた。

l  すると。。。「王様、私の神様は、ライオンの口をふさいで、私を襲わせませんでした。」とダニエルの声がした。

l  王様は喜んで、ダニエルをライオンの穴から出した。ダニエルは神様に信頼していたので、何の傷も負っていなかった。」

l  ダリヨス王は命令して、ダニエルに罠をかけた人達をライオンの中に投げ入れ、彼らは、ライオンに食べられてしまった。

l  ダリヨス王様は「ダニエルの神様こそ、生きている神、永遠の神だ、この素晴らしい神様がダニエルをライオンから守られたのだ!」と言った。

 

 

ポイント

l  神様はどんな問題からも、みんなを救うことが出来るお方です。神様に信頼しましょう。

l  神様を信頼できるようになると、勇気を持って、神様が一番大事だと言うことが出来るようになります。 (注意:権力に反対する事が良いのでは無い。ほとんどの場合、神様が支配者に権力を与えている。しかし、私達の本当の神様を否定する命令には、勇気をもって戦っていくことが出来るように励ます。)

l  どのような問題の時にも、ダニエルさんのように、神様に祈ろう。神様はきっと私達に平安と勇気を与えてくれます。

l  神様に救われた、ダニエルとその友人達を見た王様のように、私達を神様が救われるのを見て、私達の回りの人達も、神様を信じることが出来るのです。

 

 

 

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