CSカリキュラム3年目7月1週目
いのちのことば社実用聖書注解参照
タイトル:南北王国分裂時代「ヨシヤ王」
聖書箇所:第Ⅱ列王記22:1~23:25
時代:南王国(南ユダ)の16代目の王様
導入:さあ、今まで何回かのお話でみんな気づいたことはあるかな?本当の神様を信じて国を治めた王様はどれくらいいた?ヒゼキヤ王くらいではないですか?
そのほかの王様は本当の神様を無視して、たくさんの偶像をつくってそれを拝んでその神に祈りをささげていたのですね。
そんな中、16代目に8歳で王様になった人がいました。名前はヨシヤ王です。8歳で王になるってどんな気持ちなのでしょう。そしてこの王が何をしたのでしょう。
22:2 彼は主の目にかなうことを行って、先祖ダビデのすべての道に歩み、右にも左にもそれなかった。
22:4~7 主の宮を修理した。―働く人たちを信頼した。ヨシヤ王は、今までの王の偶像崇拝で荒れ果てた宮をきれいにしようとしたあらわれ。
22:8 大祭司ヒルキヤは書記シャファンに、「私は主の宮で、律法の書を見つけました。」と言って、その書物をシャファンに渡したので、彼はそれを読んだ。―<律法の書>はモーセ五書か申命記の書かは不明。発見された書は神殿用の書として大切にされていたもので、マナセとアモンの偶像礼拝の時代にどこかに埋もれたか隠されていたと考えられる。その発見の感動は大祭司シャファン~王へと伝えられた。
22:11 王は律法の書のことばを聞いた時、自分の衣を引き裂いた。-王の反応は、驚き、感動、悲しみ、怒りを表す。恐らくヨシヤは律法の書をまだ見たことがなかったと思われる。幼い時から側近を通して教えられてきたことの明確な根拠が、自らの手がけた改革と主の宮修理に呼応するかのように発見されたことは、ヨシヤにとって偶然のことではなく、神の摂理以外の何物でもない。しかし、ユダの実情は以前にもまして悲しみとなり、今までの罪に対する対応の不徹底さを自らに対して怒ることになる。
22:14~20 -律法の書のとおり、主の怒りがユダにのぞみ、主の義が行われる。しかし、ヨシヤ王への憐れみがあり、「わざわいを見ることがない」と言われた。
23:3 それから、王は柱のわきに立ち、主の前に契約を結び、主に従って歩み、心を尽くし、精神を尽くして、主の命令と、あかしと、おきてを守り、この書物にしるされているこの契約のことばを実行することを誓った。民もみな、この契約に加わった。-ヨシア王は神様に誓った。そして改革、偶像礼拝の除去をした。たくさんの神々、万象の神々があったことがわかる。
23:25 主に立ち返った王であった。
*本当の神様は、他の神々をおがむことを嫌われる。
*8歳で王様になったヨシヤは、神様の言われた事だけを信じて行動しました。私たちも他の人が言う神を気にせず、行動することが出来ます。