CSカリキュラム2年目1月第2週目
イエス様のたとえシリーズ
(こひつじ参照)
タイトル:忠実なしもべ
聖書箇所:マタイ25:14~30
導入:イエス様は十字架にかかるすぐ前にこのお話をされました。
みんなは、だれかに何かをまかされたことはあるかな?今日はそれをちゃんとやった人とやらなかった人が登場しますよ。
1. 主人はしもべたちに、自分の財産(持っているお金)をあずけました。14~18節
ある人には5タラント・・1タラント=6000デナリ 1デナリ=ローマ兵士の1日分のお給料
ある人には2タラント、ある人には1タラント
*とにかく大きな額を主人はしもべたちに預けた。
*でもタラントをもらわなかったしもべはいませんでした。
2.よほどたってから主人が帰ってきて、清算しました。 15~19節
5タラントのしもべ・・プラス5タラントもうけた。―預かった5タラントで沢山のことをしたのだろう。
2タラントのしもべ・・プラス2タラントもうけた。-預かった2タラントで一生けんめいした。
1タラントのしもべ・・主人がひどい方なので、預かったものを使わず隠した。
3. 主人は忠実にはたらいたしもべをよろこびました。
5タラント、2タラントのしもべたちに「よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたはわずかなものに忠実だったから、わたしはあなたにたくさんの物をまかせよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。」と言った。
1タラントのしもべに、「それなら銀行に預けておくべきだった。」といって取り上げてしまいました。
Point
主人はタラントを別にもうけたしもべたちのことを喜びました。5、2タラントのしもべには同じ言葉をかけています。これは、たくさんもうけたから、たくさん喜ばれるのではなく、しもべたちの忠実さに対する喜びです。
1タラントのしもべは、おおきな1タラントという額を預けてくれるという主人の心の大きさに気づかず、しんらいされていることに気が付きませんでした。むしろ、「ひどい方」と思っていました。
*神様をどのようにみているか、子供たちの信仰にえいきょうします。
このたとえ話しは、イエス様の十字架の前のお話です。イエス様は父なる神様のお心に従って、忠実に十字架の道を歩まれました。イエス様が私達のもはんです。
あてはめ
家族の中で自分のできることはあるかな?今までやっていたけれど、やめてしまっていることはあるかな?
教会ではどうかな。イス並べ、賛美を大きな声で、後かたずけ、小さな子のお世話、楽器を続けるなど、何もできないという人はいませんね。みんなにタラントが与えられています。自分でわからない人は、先生に聞いてもいいでしょう。そしてそのことを、コツコツしていくことを神様が一番よろこばれます。