CSカリキュラム3年目8月第3週目

イエス様シリーズ「ナタナエル」


主題: 来て、見なさい(ナタナエル)


聖句:ヨハネによる福音書1:43-51 「ナザレから何の良いものがでるだろう。」ピリポは言った「来て、そして見なさい。」

聖書箇所:ヨハネによる福音書1:43-51 

参考: 


目標:ナタナエルがイエスキリストに出会い変えられた体験を通して、神様を子供たちが見出すことのシンプルさ、また、神様に触れられてからの伝道のシンプルさを子供たちに伝える。


背景:

最後の預言者マラキから400年が過ぎ、イスラエルはメシア(救い主)を待つが、不安や絶望を抱えた人々が、救いを求めて集まってくる当本人のバプテスマのヨハネは自分はメシアではないと言い、他にメシアが現れると宣言する。当時のローマ帝国によるユダヤ人の征服は当時例外といえるほど寛容なもので、一部のユダヤ人達は、その統治に満足していました。ユダヤ人がこうして、イスラエルという自分の民のアイデンティティーを次第に失っていくことへの恐れ、そして、なかなかメシアが現れず、この人でもなく、あの人でもないという数えきれない失望の結果、ナタナエルはいつしか非常に懐疑的な人間となってしまう。この時、イエス様はヨハネから洗礼を受け、ペテロ、アンデレ、そして親しい友のピリポもイエス様を信じ、弟子となる。


お話:

 イエス様はバプテスマのヨハネから洗礼を受け、ペテロとアンデレを弟子とし、ガリラヤに向かおうとされたとき、ピリポを見つけて、弟子とされた。

 ナタナエル、イチジクの木の下で、悩んでいた。いつイスラエルには救い主が現れるのだろう?このままでは、イスラエルはローマのようになってしまい、神様を忘れるのではないか?本当の救いはどこにあるのだろう?

 ピリポ、弟子となったのち、親しい友のナタナエルを見つけ、モーセが律法の中で書き、預言者たちが書いている救い主イエスにあったと伝える。

 ナザレから、何の良いものが出るだろう?

 ピリポ:まあ、いいから来て自分の目で見てみろ!

 イエス様、ナタナエルを見て、「これこそ本当のイスラエル人だ。偽りがない」「私は、ピリポがあなたを見つける前にイチジクの木の下にいるのをみました。」

 ナタナエル。先生あなたは神の子です。あなたはイスラエルの王です。

 あなたはさらに大きなことを見ることになります。


ポイント

1. ナタナエルさんは、疑いの心でいっぱいでした。イスラエルがとても長い間待っていた救い主が現れるなんて、信じられない思いでいっぱいだったでしょう。しかし、イエス様はそれを知っていて、ナタナエルがイエス様にあった時に導いて下さいました。みんなも心を開いて神様を求めるとき、いつもイエス様は私たちに語りかけてくださいます。

2. 伝道はシンプルです。「来て見なさい!」 神様の事を伝えるのは、みんなの知識や能力によるのではありません。ただ、一緒においでという事で、お友達を神様の所に連れて来た時、神様がお友達を救ってくださいます。ピリポさんのようにシンプルに伝道出来るかな?



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